所沢の音楽情報・タウン情報 ptoko(ピートコ).JP

Share |
  • ptokoについて
  • お問い合わせ

音楽と私 Backnumber

「私の音楽履歴書」(第3回) 阿部美穂 さん
「私の音楽履歴書」(第2回) 阿部美穂 さん
「私の音楽履歴書」(第1回) 阿部美穂 さん
シャンソンの魅力にふれて  田辺慶一 さん
「アメリカンミュージックとともに」  ロイ 田沢 さん
「アロハに惚れて」  中野 彰 さん
演歌「夜空」からクラシックまで(その3)  坂井 誠 さん
演歌「夜空」からクラシックまで(その2)  坂井 誠 さん
「我が青春のビートルズ!」  峯岸雅広 さん
「ロックとの出会いと作曲」  吉乃黄櫻 さん
「オカリナの町ところざわ」を夢見て10年!  岡本詔一郎 さん
「クラシック」と「パッヘルベルのカノン」 中川 竜 さん
一本の電話とレクイエム  泉山 康 さん
「航空公園ジャズバンドの夢」 原宿眞智寿 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第三部) 山田一雄 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第二部) 山田一雄 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第一部) 山田一雄 さん
「津軽三味線を生涯の友に」  畑中裕生 さん
「雨の日のビル・エヴァンス…」  須藤麻季 さん
「ブラームスと間奏曲」  中川奈緒美 さん
『とこぴあ』と私の還暦ピアノビギナー練習法        大勝こうじろう さん
「シャンソンとの出会い」  中條 進 さん

トップページ>

私と音楽

音楽と私

上の写真.jpg

演歌「夜空」からクラシックまで(その1)  坂井 誠 さん

【 坂井 誠(さかい まこと)さんのブロフィール】
1966年東京都生まれ(ビートルズが来日した年)
所沢市育ち
所沢市内の小・中・高を卒業後、
早稲田大学政治経済学部に進学・卒業

1のヒダリ.jpg

♪♪ 幼少期 月一のラーメン屋で ♪♪

 それほど裕福な家庭ではなかったため、月に一度父のお給料日に、ラーメン屋さんでラーメンと餃子を食べるのが我が家のささやかな贅沢でした。
 ラーメン屋さんでの父は決まってキリンのラガーの大瓶をグビグビと飲み、ご満悦でした。ある日のこと。月イチラーメン屋さんですごくナイスなメロディーと歌詞がTVから流れてきました。
 五木ひろしさんの「夜空」(作詞:山口洋子 作曲:平尾昌晃)でした。しばしラーメンを食べる手を止めてTVの歌声に耳を傾けました。

 一番「あの娘 どこに居るのやら 星空の続く あの町あたりか 細い風の口笛が 恋の傷あとにしみる あーあきらめた恋だから なおさら逢いたい 逢いたい もう一度 夜は いつも独りぼっち」

 二番「あの娘 帰っておいでと 流れ星に乗せ そっと呼んでみた 誰も答えはしないよ 白い花が散るばかり あー届かない夢だから なおさら 淋しい 淋しい この胸よ 夜空 遠く果てしない」

・写真左:父の若いころ

1の右.jpg

♪♪ ささやかな親孝行にチケットを ♪♪

 子供ですから歌詞の深い意味などわかりませんでしたが、それから何度か聴くうちにソラで歌えるようになりました。
 その年の年末のレコード大賞を五木ひろしさんの「夜空」が受賞したときは、父と「やっぱな。『夜空』だと思ってたんだよ」と話したりしたことはよい思い出です。昭和48年の出来事でした。
 そんな父も一昨年亡くなりました。逝く前に五木ひろしさんの50周年記念コンサートと円楽師匠の落語のチケットをプレゼントできました。
「五木ひろしはうまかったねぇ」。「円楽はやっぱり違うよな」と言ってました。ほんのちょっとですが親孝行できたのではないかと思っています。
 余談ですが、若いころから白髪交じりになるころまでの父はポマードびっちりオールバックで決めて、恐れ多いですが先代の円楽師匠に似ているとみんなから言われていました。本人もまんざらでもない様子でしたが(笑)。

・写真右:父の還暦祝い