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音楽と私 Backnumber

「私の音楽履歴書」(第3回) 阿部美穂 さん
「私の音楽履歴書」(第2回) 阿部美穂 さん
「私の音楽履歴書」(第1回) 阿部美穂 さん
シャンソンの魅力にふれて  田辺慶一 さん
「アロハに惚れて」  中野 彰 さん
演歌「夜空」からクラシックまで(その3)  坂井 誠 さん
演歌「夜空」からクラシックまで(その2)  坂井 誠 さん
演歌「夜空」からクラシックまで(その1)  坂井 誠 さん
「我が青春のビートルズ!」  峯岸雅広 さん
「ロックとの出会いと作曲」  吉乃黄櫻 さん
「オカリナの町ところざわ」を夢見て10年!  岡本詔一郎 さん
「クラシック」と「パッヘルベルのカノン」 中川 竜 さん
一本の電話とレクイエム  泉山 康 さん
「航空公園ジャズバンドの夢」 原宿眞智寿 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第三部) 山田一雄 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第二部) 山田一雄 さん
“ラヂヲ”から始まった音楽放浪記(第一部) 山田一雄 さん
「津軽三味線を生涯の友に」  畑中裕生 さん
「雨の日のビル・エヴァンス…」  須藤麻季 さん
「ブラームスと間奏曲」  中川奈緒美 さん
『とこぴあ』と私の還暦ピアノビギナー練習法        大勝こうじろう さん
「シャンソンとの出会い」  中條 進 さん

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私と音楽

音楽と私

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「アメリカンミュージックとともに」  ロイ 田沢 さん

【 ロイ 田沢(ろい たざわ)さんのブロフィール 】
1939年小樽市生まれ。1962年東北大教育学部卒。
一部上場機械商社を経て音と光と映像の専門商社で企画・開発営業担当。
1995年イベント業務管理士事務所・ロイ企画創業。
2004~2009年小樽カントリー&ウエスタンフェス主催。
2006年所沢カントリーダンスクラブ結成、2007年カントリーバンドGreat Valley Boysに入団。
2008年から所沢カントリーミーティング主催。現在にいたる。
所沢市中新井在住。
(上の写真は Great Valley Boys 2016年9月 昭島)

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♪♪ 10周年を迎えるTCM ♪♪

1973年に所沢ニュータウン竣工のころ、清瀬から家族4人で移り住み、早や45年ちかくになる。音楽好きの友人、知人が楽器持参で我が家に集まり生楽器のみでアメリカンミュージックを楽しむようになった。
1996年、並木公民館に音響のすばらしい多目的ホールが完成、年1回新春にNew Year's Picking Partyを開催することにした。これが来春(2017年)1月28日に10周年を迎える所沢カントリーミーティング(TCM)の母体である。
そのうち、自分たちだけが楽しむのではなく、近隣のみなさまにも聴いていただければとの思いから2008年にTCMがスタートした。

試行錯誤だった初回は、運営方法や演奏内容に辛口コメントを浴びるなど散々であったが、回を重ねるうちに入場者数は100名から340名までにふくらんだ。
2012年の5回目には3.11の被災遺児向けのあしなが基金に送金開始、5年間支援を続けた。次年度からは熊本地震復興のための献金を行う。
会場のキャパは固定席160プラス折りたたみ椅子60程度を適宜配備と小ぶりではあるが、演奏者と観客の距離がちょうどよく相互間の雰囲気が伝わりやすいメリットがある。一方、ステージと客席の間が踊りのスペースになるので好都合なのだが、ダンスを嫌うオーディエンスには不評であった。だが近年慣れもあり落ちついている。

さてアメリカンミュージックと言っても色々ある。ロック、ブルース、ジャズ、フォーク、ポピュラー、ハワイアン、カントリー、ブルーグラスなどなど、しかしこれらは境界線があいまいで、演奏スタイルや使用楽器に左右されるし、レコード会社の販売戦略により区分けされることも多い。
ちなみに、TCMで演奏されるのはカントリーとブルーグラスである。そしてカントリーラインダンスが加わる。カントリーには電気を使うスティールギターとエレキギター、エレキベースが、さらにドラムス、キーポード、フィドル(バイオリン)も加わり大音響が可能な編成。そして、主役はボーカリストが務めることが多い。
片やブルーグラスはギター、フィドル、バンジョー、マンドリン、ウッドベース、ドブロからなる生弦楽器で構成、各楽器が持ち回りでソロをとるので全員が主役でコーラスが必ず入る。センターマイクを数名で囲み、弾きながら歌うスタイルが多い。

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♪♪ 終戦時からカントリー音楽を ♪♪

さて、私のカントリー音楽の始まりは終戦の年にさかのぼる。
生まれ故郷の小樽にも進駐軍がきた。上級生はギブミーチューインガムなどと叫んでいた。当時の小樽にもハイカラなアメリカ文化の流入が旺盛、小5のときにはクラスメートがYou Are My Sunshineを歌っていた。作者のJimmie Davisがこの曲を選挙キャンペーン中に自前のバンドで歌いまくり、ルイジアナ州知事に2回も当選したあの名曲である。
カントリー音楽は米南部白人労働者の歌がそのルーツで、失恋、望郷、信仰、放浪、英雄がキーワード。独特の節回しが心地よい。以降、Tennessee Waltzを筆頭に数々のカントリー音楽やアメリカンポピュラーソングがなだれ込んできた。
高校の学校祭では数名がアカペラでDreamをきれいにハモっていたのが印象に残っている。この時期は楽器もなし、譜面もなし(あっても読めない)、ただただレコードをすり切れるほど聴いて覚えたものだ。

大学時代は、東京や京都、大阪であればカントリーバンドも盛んで、アメリカ民謡研究会、ブルーグラス研究会などもあったのに、仙台ではジャズ研や軽音系も皆無、やむなく寮生3人でトリオを組みThe Kingstone Trioのまねごとをしていた程度。
なぜ英語で歌うのか、日本語ではカントリーのメロディラインの美しさを表現し切れないし、醍醐味も感じない。邦訳でいいのは“知りたくないの”(なかにし礼)くらいと思う。カバー曲(コピー)を敬遠する向きもあるが、本場では古い曲を若いアーティストたちが編曲や新解釈で取り上げ、ヒットさせている。
故郷孝行のつもりで開催した小樽フェス(2004~09)や、2008年からここ地元で継続中のTCMは、つまるところ筆者がただ好きで、楽しいからやっているだけのことかもしれない。

(右の写真は、カントリーダンスクラブの集合写真 20105年11月並木公民館で)
  【TCMのサイト】